第24回目のブログを掲載しました。今回のテーマは「第三の波」と「IT」です。
これから先、「IT」はどのように進化していくのでしょうか。また進化した「IT」によって社会はどう変化していくのでしょうか? すでにご説明したように「IT」は「ムーアの法則」に代表されるように指数関数的に性能がアップしていくため、10年もすれば以前とは全く違った形になったり、違ったアプリケーションが現れたりします。したがって10年後の「IT」を予測することはとても難しく、社会もどのように変化していくか予想するのは難しいのです。
しかし、今から約40年も前に、「IT」が社会の中心的な存在になり、「IT社会」の到来を大胆に予想したベストセラーがあります。その著作は、1980年にアルビン・トフラーにより出版された「第三の波」です。当時話題になったので読まれた方も多いのではないかと思います。
今回はこの本に記載された内容を現在の状況に照らし合わせて検証していきたいと思います。そのことが、現在「IT」の影響によって起こっている社会的変化を理解し、将来起こりえることを予測するために役立つと考えるからです。